さぁ!人生初の漁船です!
船長さんは優しくてシャイな方で、女性ばかりの客に囲まれてちょっと照れくさそう(^_^)
夕方6時に出港で、港から10分くらいのところが釣り場となります。
着いて早々、いきなりたくさんの魚が海面で飛び跳ねてる!
船長さんが 「マグロの稚魚だよ」 と教えてくれました。
漁師さんたちは、あの稚魚を捕まえて養殖場で育ててから出荷するらしい。
へーーーー。
船長さん曰く、「この辺ではクジラも見れるし、イルカもしょっちゅう見るよ」とのこと。
えー! いーーなーーー!! イルカ、見たいーーーー(≧ω≦)
さて、いよいよイカ釣り開始。
釣る道具はコレ!
しかし、釣りなんてほとんど未経験の女性6人は、何から何まで船長さんまかせ(笑)
いろいろ教えてもらいながらも、結局船長さんが全員分の仕掛けを準備してくれました。
釣りの方法はカンタン。
5秒に1回くらい、釣り糸を手で上に引っ張り上げるだけ。
6人もいるんだから、きっとすぐ誰かが釣ってくれるはず、そう思ってました。
......が。
何の音沙汰もなく、刻々と過ぎゆく時間...。
海に沈む美しい夕陽を眺めてる間も、誰の釣り糸にも反応はナシ...。
やがて船上は、会話もなく、静かな時間が過ぎてゆく...。
釣り糸を持つ腕は疲れ、引っ張り上げる力も弱くなってくる...。
すっかり日も暮れ、真っ暗になった海の上に漁船の明かりだけがゆらゆら揺れる。
『せめて一匹は!』と誰もが願う中、私の糸を調節にきた船長さんが
「ん? アンタの、かかっとるな!」 とつぶやいたと思ったら、すごいスピードで釣り糸を巻き上げ始めた!!
釣り糸の先端が海面に近づいたとたん、
やったーーーー(^O^)/ イカだーーーーーー!!!!
ついにやっと1匹目!!
船上はさっきまでの静けさとはうって変わってお祭騒ぎ!!
そしてなんと続けて別の釣り糸に2匹目が!!!
きゃーーー! これでなんとか6人分のお刺身ができるぞーーーー!!!!
浮かれて写真撮影した後は、いよいよイカをいただきます。
船長さんが教えてくれる通りにイカをさばき、刺身醤油をつけて
手づかみでいっただっきまぁーーーす!!!
んーーー!!
こんなに甘くて透き通ったイカのお刺身を食べたのは初めて!
ホンットに美味しかった♪
その後は、またまた釣れない時間が続いたままタイムアウトだったけど、
とっても貴重で素晴らしい体験ができました。
明かりもつけないまま月の明かりだけで真っ暗な海の上を走るという、
帰りの10分間漁船クルーズも、不思議で気持ちいい体験でした。
船長さん、お世話になりました(^▽^)/
他にも、猿山でサルのケンカを見たり、

展望台から海と空の境目が分からないほど果てしなく続く太平洋を眺めたり、

自然が豊かな四国の魅力をあらためて実感できた大月町のプチ旅行。
日帰りだったけど、日常を忘れるほどものすごく充実した一日になりました。
どうです?
みなさんも行ってみたくなったでしょ?(´∀`)